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3/26 お別れ会とその前後 [お別れ会]

しゅんがお空に逝ってから1週間。

パパとママは、哀しい気持ちを心に秘めて
行事を執り行いました。
とてもつらい1週間でした。

しゅんが入院する前日、ここ数日ちょっとずつ心拍が高くなりつつあって、
ママも調子が悪かったのでママを隣の部屋で寝かせ、
パパがしゅんの面倒を見ました。DSCF0001b.jpg

写真ではわかりにくいのですが、
サチュレーションモニタをとんとん叩いていました。
ごらんのようにサチュレーションは低めで、
心拍は高いです。この状態で数日間いたのです。
(調子がいいと90ー100くらいです)

これも何かの合図だったのかもしれません。

週末3月14日にはスイスの病院で緊急でTっちー先生にも診てもらったし、
翌月曜日には大学病院でシナジスまでうってもらっていたから、
大丈夫だと思っていました、というか言い聞かせいていました。

その後、パパと同じ布団で寝ました。
しゅんはなかなか寝ないので、骨折をしていた右手を下にしたら
ちょっと落ち着いたのでそのまま支えていました。
そしたらパパはいつの間にか、うとうとしてしまっていました。

時々なるアラームで目を覚まし、そのたびに様子を見ていました。
正直結構大変でした。睡魔との戦いでした。ママは毎晩(ここ数週間は調子がよくなかったので)
こんなことをしていたのかと再認識しました。

明け方になり寝たような寝ないような状態で、
ママが心配になり起きてきてくれました。
調子が悪いのにごめんねという気持ちです。
でも私も頭が朦朧としていたのでバトンタッチしました。

少し寝れてすっきりして会社に行こうかなと思っていたら、
やっぱりしゅんの調子がよくなくなってきていました。

生まれた大学病院へ調子が悪く心配だからと連絡を入れるも、
受け入れ態勢にないとの返事。
退院する際にあれほど、どんなときでも受け入れてくれるとの
何度も何度も確認して承諾をしてくれていたのに、こんなときになってそれはないだろうと、
私はこの気持ちをどこに向けていいかわからず涙が出てしまいました。

でも、すぐママが、次はスイスの病院だというので、ちょっと遠いけど行こうとなりました。
高速がすいていれば30分でもいけるし、
今のしゅんならまだ大丈夫だからと。

すぐに準備をして車を飛ばしていきました。
30分ではいけなかったけど、結構早く着いたと思います。

着いてからは、Tっちー先生と同じチームのK玉先生が診てくださいました。
先週土曜日の緊急外来でも診てくれていたので話は早いです。
検査をすることになり、血液やレントゲンを撮りました。

先生を見てしゅんは緊張がなくなったのか、
みるみる見た目でも調子が悪くなっていきました。
結果を待つことなく入院の手続きです。

それからは、前回のブログの通りです。

DSCF0021b.jpg

ブログを見て下さっている皆さんからの
応援メッセージや元気玉はしゅんにも届いていたと思います。
でも、でも、それ以上にしゅんを連れて行ってしまう力が強かったのかなと思います。

もう少しだけで良いから元気でいられる時間をもらえたら、
行きたいところへ行きたかったなと思います。

生まれる前から覚悟はできていました。
でも、毎日毎日成長しているのを見ていると、
まさかその時が来るとは思いませんでした。
しかもこんなに急にとは。

昨日までこの腕の中で動いていたものが
今日は動かないんです。
形はここにあるのに。。。。

さて、先日23日にお別れ会を終えました。
お友達からたくさんのお花やメッセージをいただきました。
花に囲まれてしゅんはとてもうれしそうでした。

追い追い御礼をさせていただきますので、
しばらくお待ちくださいね。

おおぱ(ママのお父さん)が言いました、しゅんくんは宇宙旅行に行っているんだと。
ぱぱは言いました、しゅんに持たせた携帯電話の短縮1がママ、2がパパだから、
連絡取れると思うけど、今は宇宙に行っているから圏外なんだと。

そんなことも言える位になってきました。

早くとはいわないけれど、しゅんのいない生活にもなれないといけないですね。

しゅんは887日頑張りました。
パパとママの子として生まれて、
パパとママを成長させてくれました。
しゅんは未熟な親を育てるために私たちのところに来たのでしょう。
一応役目を終えたのでしょうか、現実の私たちの前からは消えました。

でも、私たちの(皆さんも含めて)心のなかにいます。

DSCF0021b.jpg

しゅんへ

パパとママの子に生まれてありがとう。
パパとママはちょっと強くなりました。
だから、この次に生まれてくるときもパパとママの子に生まれてね。
今度はもっと強くなっているからさ。

しゅんぱぱより


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コメント 8

はるひ母ちゃん

まだまだとっても悲しく辛いときなのに
しゅんくんのお話を聞かせて下さって
ありがとうございます。
空を見上げると しゅんくんを思い涙が出ます。

しゅんくん 
優しく愛情深いパパとママ 自慢だね♪
by はるひ母ちゃん (2009-03-26 23:13) 

T2-mama

しゅんくん、私の心の中にもいつもいるよ。
考えない日はないくらい。
あなたがいたからあったこと、いっぱいあるよね。
涙をこらえると、喉が痛くなるな・・。

パパとママ、食事は取れているのかな。
無理せず、ゆっくり自分もいたわってね。
しゅんくんの大切なパパとママだから。



by T2-mama (2009-03-27 01:19) 

りくとのママ

初めてのコメントです。

写真展で会ったしゅんくん、
おめめクリクリで可愛かったね。
忘れないよ。ありがとう。
遅くなってごめんね。
by りくとのママ (2009-03-27 02:08) 

ちいママ

ちゅんたんの訃報が今でも信じられません。
よくがんばったね。
ありがとう。

パパ、ママ、遅くなってごめんね。
お体ご自愛ください。
by ちいママ (2009-03-27 06:58) 

やまちゃん

初めてコメントさせて頂きます。
もうだいぶ前から読ませて頂いてました。
くりくりお目の可愛いちゅんたん。
よく頑張りましたね!偉かったですね!

私の娘は13tでした。
今は天使です。

ちゅんたんのご冥福を心よりお祈りします。
by やまちゃん (2009-03-27 13:19) 

ひーたんママ

つらい時期にちゅんたんのお話きかせてくださり
ありがとうございました。
写真展でお会いでき
まんまるのお顔と大きなおめめがかわいかったです。
またパパとママの子で戻ってくればいいですね。

パパさんママさん お体ご自愛下さい。
by ひーたんママ (2009-03-27 15:10) 

真奈ママ

ちゅんたんたくさん事教えてくれてありがとう。
これから先も私の心から消えることはありません。
生まれてきてくれてありがとう。
ず~と真奈とお友達でいてね。

パパ・ママ本当に887日の間たくさんのことありましたね。
ブログを読むたびに頑張りやのちゅんたんにどれだけ励ましてもらったかわかりません。感謝の気持ちでいっぱいです。
パパ・ママありがとうございますね。
どうぞお身体気をつけてくださいね。
by 真奈ママ (2009-03-27 20:02) 

ミユタンママ

そうだったんですね…病院の対応にパパと同じ憤りを感じながら読ませていただきました。

大変でしたね。
お気持ちわかります。

ちゅんたん最後までよくがんばっていたんですね。
パパママ、毎日の生活といまのキモチの整理大変だと思います。

お身体ご自愛くださいね。ゆっくりゆっくりね。
by ミユタンママ (2009-03-29 10:57) 

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